転職先を自分で探したいけど具体的にどうすればいいの?
自分で探せるのかな?
こんな疑問にお答えします。
看護師が転職をする際には、
①転職サイトを利用する②自分で探すの2パターンの方法があります。
自分で探す方は、転職エージェントからの頻繁な電話にマイナスなイメージを持っている場合も多いと思います。
中には、電話が全く掛かってこない完全サーチ型の転職サイトがあるので、それも今回は自分で探す方法の1つとして紹介します。
目次
【看護師転職】転職先を自分で探す方法5つ
転職先を自分で探す方法は大きく5つあります。
- 求人サイトで検索:転職エージェントのように担当がおらず自分で検索する
- 看護協会のeナースセンターから検索
- ハローワークで検索
- 事業所(医療機関)のホームページを直接検索
- 知り合いから情報を貰う
1つずつ詳しく説明していきます!
①求人サイトで検索
求人サイトと聞くと、転職エージェントと何が違うのか疑問かもしれませんが全く異なります。
転職サイトは担当のエージェントが就きますが、求人サイトはエージェントがおらず自分で検索するサーチ型タイプになります。
エージェントからのしつこい電話連絡が一切無く、自分のペースで求人を探すことが可能です!
求人サイトからの就職となると就職先に紹介料が発生してしまうので、どちらかと言えば直接応募をする方が採用されやすい部分はあります。
おすすめ求人サイト:ジョブメドレー
ジョブメドレーは有名な求人サイトで、魅力ポイントが多くおすすめです。
求人サイトを利用して自分で転職先を探したい看護師は登録しておいて間違いありません。
魅力ポイント!
- 看護職の求人は約2万件と多い
- 自分自身で求人を検索するサーチ型
- 日本全国に対応している
- プロフィールを見た事業所からスカウトメールが届く
地方に対応していない転職サイトをよく見かけますが、全国に対応しているのでどこの地域の看護師でも利用が出来る点が安心です。
私としては自分で直接連絡するのはかなり緊張するタイプなので、スカウトメールが届くという点は行動が起こしやすく特に魅力的だと感じました!
求人サイトの利用を考えている方は是非登録を検討してみて下さい。
②看護協会のeナースセンターから検索
看護協会ではeナースセンターと呼ばれる無料職業紹介事業があります。
看護協会の公式ホームページからこちらのeナースセンター専用のページに入れます。
登録無しでも求人検索は出来ますが、無料会員登録を行うことで詳しい求人情報が閲覧出来るようになります!
看護協会費を払っていなくても利用出来るので安心して下さい(笑)
eナースセンターは母体が看護協会という信頼性が大きい点が最大のメリットだと言えます。
そして看護協会は全国にあるので、どの地域の看護師も利用可能な点も安心です。
③ハローワークで検索
ハローワークにも看護師の求人の取り扱いがあります。
ハローワークを利用して転職活動を行う場合は、初めに直接ハローワークの窓口に行き求職申し込み手続きを行います。
申し込み後は3つの方法で求人検索が可能です。
- ハローワークの窓口に直接行って検索・相談
- インターネットサービスを利用して検索
- LINEに登録して検索
実際インターネットサービスやLINEに関しては、窓口に行き申し込み手続きをしなくても求人の閲覧は可能です。
しかし、申し込みを行わなければ求人の詳細情報を確認したり、求人応募の段取りをしてもらうことは出来ません。
軽く求人を閲覧する目的でハローワークを利用する場合は、窓口での申し込みは必須ではありません!
ハローワークを利用した転職活動は、ハローワーク職員が仲介して情報提供をしてくれたり、応募の段取りをしてもらえる部分が最大のメリットです!
④事業所(医療機関)のホームページを直接検索
事業所のホームページを検索すると、現在求人を出しているのかが確認出来ます。
ただしこの方法で探す看護師は、既に転職先の候補がある場合や希望の転職先がある場合に限ります。
候補や希望の転職先が現時点で無い場合は、複数の求人が検索出来る方法で探すのが最も効率的です。
先程紹介した①〜③の方法で求人を探してみて下さい。
どこも介さず自分自身と事業所間で応募から就職まで出来るので、最も効率的な方法だと言えます!
⑤知り合いから情報を貰う
実際に看護師の知り合いに情報を貰う方法もあります。
- 実際に知り合いが働いている職場→人間関係、給料、福利厚生などの内部情報が得られる
- 知り合いが転職活動の際に見学した事業所→内部の雰囲気、見学時に聞いた情報が得られる
結局はどんな方法で転職活動をしても、内部情報に関しては知り合いからの情報が最も正確だと私は思っています。
転職サイトで人間関係が良いと聞いていた職場が、入ってみると人間関係が悪かった経験があります…
看護師の知り合いがいれば、その知り合いから情報を貰うのも検討してみて下さい。
もし情報を貰った事業所に転職をするなら、その後は方法④に挙げた事業所の公式ホームページからの直接応募をする流れが一般的です。
【看護師転職】転職先を自分で探す場合のメリット・デメリット
転職先を自分で探す場合にはメリットもデメリットもあるのが実際です。
メリット | デメリット |
---|---|
自分のペースで転職先を探すことが出来る。 | 事業所の詳細情報や非公開求人など、得られる情報が限られる。 |
転職サイトを通さない為、転職先の事業所に紹介料が発生せず採用されやすい。 | 求人への応募や面接日調整、面接後のやり取りまで全て自分自身で段取りが必要な場合が多い。 |
直接応募の場合は仲介が無いので、希望転職先が決まってからは転職までがスムーズに進みやすい。 | 情報収集を自分で全て行う必要があり、転職先の選定に時間が掛かりやすい。 |
メリットもデメリットも同様にあるので、比較して自分にとってメリットが大きければ自分で探す方が向いているかもしれません!
【看護師転職】転職先を自分で探す際の向き不向きについて
私は実際に転職サイトを利用する転職と、自分で探す転職の両方を経験しています。
その経験から、転職先を自分で探す場合の向き不向きはあると感じました。
理由を含めて表にまとめます。
向いている | 向いていない |
---|---|
転職を経験したことがある場合:転職の流れが理解出来ているので自分で物事が進めやすい | 転職が初めての看護師:転職の流れが分からないので、1〜10まで調べながら進める必要がある |
転職希望時期に余裕がある場合:転職先の候補が無い場合は調べるのに時間を要しやすい | 好条件の転職先を望んでいる場合:好条件の確率が高い非公開求人は転職サイトが主に取り扱っている |
転職先の候補がある場合:転職サイトを利用して情報収集する必要性が少ない | 自分で段取りをすることに不安がある場合:転職サイトを利用すると全ての段取りをエージェントが行ってくれる |
向いていないに1つでも当てはまる場合は、転職サイトを利用して転職することも候補として考えてみましょう!
【看護師転職】転職先を自分で探す際の注意点
自分で転職先を探す場合、転職サポートが受けられないので注意点が何点かあります。
eナースセンターやハローワークを利用する場合、転職サポートがある程度受けられるので例外の部分があります。
- 応募時の電話対応やメールのやり取りから礼儀正しさには気を付ける。
- 面接日前に事業所の見学を希望して雰囲気を確かめておく。
- 見学日か面接日に雇用条件を確認しておく。
転職サイトを利用すれば、ファーストコンタクトは見学日か面接日になります。
直接応募の場合、電話対応やメールのやり取りがファーストコンタクトになるので、姿が見えない分言葉遣いなどの礼儀がチェックされています。
事業所の雰囲気や雇用条件の詳細に関しては、直接応募の際は事前に情報が無いので、自分自身で確認する必要があります。
自分で転職先を探す際には以上3点に注意し、転職を失敗しないようにしましょう!
【看護師転職】転職先を自分で探す方法のまとめ
今回は、転職先を自分で探そうと考えている看護師に向けて、以下について説明しました。
- 探す方法5つ
- メリットとデメリット
- 向き不向きについて
- 探す際の注意点
5つの方法
- 求人サイトで検索:多くの求人が閲覧出来る→ジョブメドレーがおすすめ
- 看護協会のeナースセンターから検索:母体が看護協会なので信頼性が高い、情報提供や応募の段取りのサポートが受けられる
- ハローワークで検索:情報提供や応募の段取りのサポートが受けられる
- 事業所のホームページを直接検索:候補や希望の転職先がある場合は最も効率的な方法
- 知り合いから情報を貰う:内部情報に関しては最も信用性が高い
転職先を自分で探す場合の最大のメリットは、自分のペースで転職が進められる点。
最大のデメリットは得られる情報に限りがある点です。
メリットとデメリットを踏まえて、転職経験があり転職先の候補が既にある場合は自分で探すのが向いている。
逆に初めての転職の場合や好条件の求人を探したい場合には転職サイトの利用が向いていると感じます。
転職先を自分で探す際には転職サポートが受けられない場合が多いので、事業所の雰囲気や雇用条件の事前確認を必ず忘れず行いましょう。
その点を注意することで転職に失敗しにくくなります!
今後も看護師に向けてお役立ち情報を発信していくので、是非見に来て下さいね!
それでは〜!