看護師を辞めたものの何をしたら良いんだろう?
給料が無くなるけどニートをしてても大丈夫かな?
次の就職先はどうしよう。採用してもらえるかな…
経験者の私がこんな疑問や不安にお答えします!
この記事で分かること
- ニートになった際に必要な手続き【失業手当・健康保険・国民年金】
- ニート期間中のお金の不安は失業手当と単発バイトでかなり軽減する
- ニート期間中にやるべき事【新しい事に挑戦・のんびり過ごす・単発バイト】
- ニートを経験しても復職の心配は不要
ニートになって不安な気持ちが強い看護師も多いと思いますが、ニート期間は不安を感じすぎなくても大丈夫です。
実際に手続き関係は簡単で、お金は浪費癖がない限りは失業手当を受給したり単発バイトで緩く稼ぐだけでも大きく減りません。
復職に関しても、私含めてニートを経験して困っていた看護師は今まで1人もいないです。
この記事を読み終えるとニート期間に対する不安がかなり軽減されるはずです!
MCナースネットについては別記事で詳しくまとめているので、単発バイトを考えている看護師は是非参考にして下さい!
目次
【看護師のニート期間】必要な手続きを行うことが最優先
ニートになった看護師は、何よりも必要な手続きを行うことが優先です。
必要な手続き
- ハローワークで失業手当の申請
- 健康保険の手続き
- 国民年金の手続き
1つずつ説明していきます。
ハローワークで失業手当の申請
失業手当は、仕事を失った人が再就職するまでの間、生活を支える為に申請したら貰える給付金のことを指します。
失業手当を申請することでニート期間のお金への不安が全く違います!
この条件を満たしていることで申請すれば一定期間、退職前の給料の50〜80%程度を目安に給付金が受給可能です。
給付額や給付期間は、退職前の給料、失業理由、年齢、被保険者期間によって異なります。
失業理由によって、雇用保険加入が12ヶ月未満でも申請が出来る場合があります。
自らの意思で退職した場合は、最低1年以上看護師として働いていれば申請が可能です!
申請から受給までの手順
- ハローワークへの登録:最寄りのハローワークで離職票を持って失業手当の申請を行う
- 認定日までに決められた講習を受ける+ハローワークで求職活動を行う
- 指定された認定日にハローワークへ行き求職活動の状況を報告
- 数日後に口座に入金
退職した職場からの離職票が届き次第、ハローワークに向かいましょう!
遅れたらその分受給日もどんどん遅くなります。
失業手当は申請が出来る条件が揃っているなら、必ず申請をするべきです。
健康保険の手続き
退職後は健康保険の切り替えを自分自身で行う必要があります。
この3通りから選択する必要がありますが、最もおすすめは③の扶養に入ることです。
任意継続被保険者も国民健康保険もかなり額が大きくニートには負担が大きいからです。
扶養に入る欠点としては、年収が130万円以上は稼げないので緩く稼ぐことしか出来ない点です。
そして、失業手当を貰っている期間は扶養に入れないので注意が必要です。
健康保険への加入は法律で義務付けられているので、額も比較しながら自分自身に合う方法を選択しましょう!
国民年金の手続き
退職後は国民年金の切り替えも自分自身で行う必要があります。
マイナンバーカードがあれば自宅でマイナポータルのアプリから簡単に手続きが出来ます。
原則は退職後14日以内に手続きを行うこととなっていますが、私は知らずに余裕で過ぎてました…
納付期限はかなり猶予があるので正直14日を過ぎても心配は要りません。
国民年金の額としては約17000円/月とかなり高額ですが、手続きをすれば保険料の免除や減免制度を利用できる場合があります。
退職後は出来るだけ早めに国民年金の切り替え手続きを行いましょう。
【看護師のニート期間】あらかじめ時期を決めておくべき
看護師がニートになる場合は、あらかじめ復職の時期は決めておくことをおすすめします。
時期を決めていないと、貯金が無くならない限りは中々転職活動が出来ずどんどん復職が先延ばしになっていくことが予想されます。
あまりにもニート期間が長くなると、復職時の採用や看護技術にも支障が出ます。
私が8ヶ月ニート期間をした際には、面接の時にこの期間は何をしていたのかと聞かれました。
そして、毎日のようにしていた採血やルートキープが復職後は緊張して失敗続きになり、取り戻すのに3ヶ月くらい要しました。
私自身の経験から、ニート期間は長くとも1年以内で時期を決めておくべきだと感じます。
【看護師のニート期間】実際にやるべき事
ニート期間は中々頻繁に経験出来る事ではないので貴重な期間です。
この期間を半分無駄に過ごして後悔した過去があるので、失敗を踏まえてやるべき事を紹介します!
ニート期間でやるべき事
- 新しい事に挑戦してみる
- 時間を気にせず好きなようにのんびり過ごす
- 単発バイトを行う
1つずつ補足説明をしていきます。
新しい事に挑戦してみる
看護師としてバリバリ働きながら何か新しい事に挑戦するのはかなりの行動力が必要です。
貴重な帰宅後の時間や休日を利用して何かしらの行動を起こさないといけないからです。
ニート期間は時間が有り余っているので新しい事に挑戦する絶好のチャンスです。
私の場合はずっとやってみたかったキャンプをニート期間に本格的に始めてみました!
私以外の具体例だと、看護師とは全く関係の無い資格を取ったり、プログラミングを勉強している看護師もいます。
- 看護師とは違う道が開ける
- 復職してからの副業の幅が広がる
- 新しい趣味を見つけて人生が豊かになる
ニート期間を有効活用して新しい挑戦をするとこんなメリットもあるので、ニートになった際には新しい事に挑戦するのがおすすめです!
時間を気にせず好きなようにのんびり過ごす
ニート期間があまり長くない看護師は特に、時間に縛られない間に好きなように寝て起きて、のんびり自由に過ごすのも大切です。
看護師の仕事は大抵、夜勤があり生活リズムがばらばらになったり、連休が中々取れなかったり、有給がろくに取れないことが大半です。
復職をすれば時間に縛られる生活が待っているので、ニート期間に思いっきり時間を気にせずに自由に過ごすのも必要だと感じます。
単発バイトを行う
ニート期間が3ヶ月以上と長くなる予定の看護師は単発バイトを行うことをおすすめします。
理由としては4つあります。
- 失業保険が入る期間(大体3ヶ月)以外は給料がゼロになり不安が強くなるが、その不安が軽減される
- 看護の仕事に少しでも触れることで、看護技術を初めとしたスキル全般の低下を予防し復帰に対する不安が軽減される
- 転職活動の際にニート期間について聞かれた時に、様々な経験をしたことが伝えられるので、ニート期間が採用に支障をきたす心配が少なくなる
- 次の転職先が決まっていない場合は、単発バイトを通して自分に向いている仕事が見つかる可能性がある
単発バイトは給料の不安を軽減する以外にも、復職のしやすさや復職先の選択肢が広がるなどのメリットもあるので、ニート期間が短くない限りはやるべきだと感じています。
時々バイトを入れて緩く働く程度でもかなり意味があると思います!
せっかくのニート期間なので無理のない程度で入れましょう!
MCナースネットについて詳しく別記事でまとめているので、単発バイトを考えている看護師は是非参考にして下さい!
【看護師のニート期間】経験してどうだったか
ニート期間を経験して私が感じたことは、不安よりも楽しい・自由というポジティブな感情でした。
基本的にニート期間は時間が無限にある分、やりたい事や挑戦する事の有無により、ニート期間を楽しめるのか不安になるのかが分かれるだろうなと感じました。
私はニートになる前は最も貯金のことが心配でしたが、失業手当を受給しながら単発バイトも緩く行ったことで、ニート期間中に不安に感じることはあまりなかったです。
経験して最も良かったことは、単発バイトを通して色んな働き方が知れたことです。
ニートの経験があったからフリーランス看護師になろうと思えました。
【看護師のニート期間】復職については心配不要
ニート期間は復職に影響があるのではないかと心配になると思いますが、心配は不要です。
私を含めて知り合いの看護師でニート期間が理由で採用されなかった事例はゼロです。
全員転職活動を始めてあっという間に復職しています。
そして、少々ブランクがあっても身に付いた看護スキルはそう簡単には忘れておらず、数ヶ月で取り戻せます。
採用に関しても、看護スキルに関しても特に心配をする必要はありません。
まとめ:看護師のニート期間は最高に楽しい
ニート期間を今から経験したいと思っている看護師も既にニートの看護師も、不安が軽減したでしょうか?
ニートになったらまずは必要な手続きを行うことが最優先です。
必要な手続き
- ハローワークで失業手当の申請をする
- 健康保険の切り替え手続きをする
- 国民年金の切り替え手続きをする
手続きは全て意外と簡単に出来ます!
受給が遅れたり手続き期限が決まっていたりする為、全て早めに済ませておきましょう。
ニートを経験する場合はニート期間は決めておくことをおすすめします。
ズルズルと復職が延びやすく、復職時の採用や看護技術にも支障が出る可能性があります。
ニート期間でやるべき事
- 新しい事に挑戦する
【看護師以外の道が開ける、副業の幅が広がる、趣味を見つけて人生が豊かになる】 - 時間を気にせず好きなようにのんびり過ごす
- 単発バイトを行う
【給料への不安軽減、看護スキル低下の予防、採用に支障をきたしにくい、向いている仕事が見つかる】
私はニートを経験する前に感じていた様々な不安は、いざニートになると楽しい・自由の感情の強さにかき消されていました。
しかし、時間が無限にある分、やりたい事や挑戦する事が無ければ不安の方が強くなる可能性もありそうです。
実際にニートを経験して初めて、仕事をしている方が向いていると気付く看護師もいます!
どちらにせよ、ニートは中々出来る経験ではなく実際に経験することでの発見が沢山あります。
貴重な時間なので、経験するとなったら不安が強くならない程度に満喫しましょう。
今後も看護師にとって役に立つ内容を発信していくので、是非また見に来て下さいね!
それでは〜!